糸状菌の一種である“麹菌”を、米・麦・大豆などの穀物や精白するときに出来た糠などに生やし、コウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖(酵素を分泌)させたもの。
東洋、特に日本の風土環境にもっとも適して、自然発生的に生育してきた有用微生物。
日本酒、焼酎、しょうゆ、味噌など発酵食品の醸造に使われている。
中でも味噌や醤油といえば日本食にはなくてはならない調味料だが、
食塩を多く含んでいるので血圧に関して悪者のイメージをもたれている。
しかし、その原料である麹と血圧の関係についての研究はあまりされていなかった。
麹はプロテアーゼ・アミラーゼ等の酵素だけでなく、有機酸類・ペプチド類・ビタミン類・色素など多種多様な代謝産物を含んでおり、麹の中でも唯一「紅麹」は、中国で、漢方薬として用いられている。
また麹菌は胞子によって、黄麹、紅麹、黒麹に分けられる。
最近ダイエットサプリやメタボ対策の商品をよく見かけますが、その中でも紅麹が入ったサプリメントやドリンクが人気ですが、紅麹にはモナコリンというのが含まれていて、どうやらこれがコレステロールを下げるようです。国産の紅麹エキス末が人気のようです。特にグンゼの紅麹は有名です。
コレステロールという言葉だけを聞くと悪いイメージが浮かびますが、実際はそうではありません。 コレステロールは、細胞膜やホルモンなどの原料になり、体にはとても大切な脂質の一種なのです。
コレステロールを多く含んだ食品を抑えるのも大事ですが、実は、食品からの摂取は約20~30%で、残りは肝臓や小腸で生成されています。紅麹がコレステロールを下げるといわれているのは、いろいろと実験されているからのようです。実際には、紅麹に含まれるモナコリンKというのが肝臓でコレステロールが作られるを抑えるという感じのようです。
紅麹とは米などの穀類を蒸したものに紅麹菌を繁殖させてできた麹で、普通の麹に比べて鮮やかな紅色をしているため紅麹と呼ばれています。紅麹は昔からお酒など発酵食品の原料として使用されており、沖縄では「豆腐よう」の製造に欠かせない原料となっています。また中国において唐代から明代にかけて書かれた多くの書物に紅麹が食品として利用されてきたことが記載されており、紅麹を混ぜた精進料理を食べたこと、紅麹から醸造酒や酢を造ったこと、紅麹とともに肉を煮た料理の話などが紹介されています。
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